ここまでおろばすのゾーン

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動画製作の経過報告(不定期)とアニメ、特撮、ゲームとかの感想メイン

【割と最近の作品から選んでみた】続・初心者にオススメのスーパー戦隊シリーズ【ゴーバスターズ編】

最近この特撮系の記事の需要先がよく分からず、玩具の販促をついついやってしまいたいこの頃ですが…

今回で2度目の、スーパー戦隊布教回でございます。

 

前回のキュウレンジャーはこちら↓↓

casakokyo.hatenablog.com

 

前回のキュウレンジャー紹介は小手調べです。本当にオススメしたいのはこれから沢山出て来ますのでよしなに!

 

今回のテーマは…

特命戦隊ゴーバスターズ

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35周年記念作品である、海賊戦隊ゴーカイジャーの次の年で放送された、36番目のスーパー戦隊です。

 

このゴーバスターズ以降、スーパー戦隊シリーズはある意味での方針が確立され、毎年ビジュアルや設定がどんどん奇抜になっていきます。

(その前も奇抜な作品はちょくちょくあったけど…カーレンジャーとかゲキレンジャーとか…)

後に紹介するキョウリュウジャーやトッキュウジャーもかなり独特な雰囲気を持つ戦隊なので、ゴーバスターズは近年の流行の走り、或いは実験作と言えるかも知れません。

 

さて、じゃあこのゴーバスターズとやらはどんなところが奇抜なのか?

 

3人の戦士と3体のバディロイド

ゴーバスターズの初期メンバーは赤、青、黄の3人です。

この基本3色の3人構成は歴代を見ても太陽戦隊サンバルカン忍風戦隊ハリケンジャー等、特別珍しいものではありません。

ゴーバスターズの特徴はそれぞれ、バディロイドと呼ばれるサポートロボットが存在しているということです。

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ちなみに赤のレッドバスターのバディはチダ・ニック

青のブルーバスターはゴリサキ・バナナ

黄のイエローバスターはウサダ・レタスという構成になっています。

ネーミングセンスにツッコミを入れたい気持ちも分かりますが、子供にはこれが覚えやすいんです!多分…

あ、ちなみにニックはcv藤原啓二

ゴリサキはcv玄田 哲章

ウサダはcv鈴木達央

となっております。しかもそれぞれデュエットしたキャラソンCDも発売されておりますw

ちなみに後の追加戦士に自らも変身して戦うバディロイド、スタッグバスターが登場するのですが、彼もcv中村悠一と声優もかなり豪華です。

 

声優ついでに今のうちにお教えしますが、ラブライブ!サンシャイン!!で黒沢ダイヤ役の小宮有紗さん、若いオタク界隈では戦隊よりも遥かに有名な作品だと思います。

実は、声優をやる前はこの作品でイエローバスター、宇佐美ヨーコを演じていたという事をご存知でしたか?

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私自身今の小宮さんをあまり知らないのでなんとも言えませんが、昔のちょっと初々しい(?)演技を観られるのであれば、ラブライバーの方々にも需要があるのではないでしょうか?

ちなみにキュウレンジャーとか、仮面ライダーゴーストでもちゃっかり出演しているので、そちらも視聴をオススメします。

 

話がかなり脱線してしまいましたが、ゴーバスターズの大きな特徴はバディロイドという話です。

基本的に彼等はそれぞれの戦闘のサポーター兼お世話役を担っています。

レットバスターのヒロムや、イエローバスターのヨーコはまだ戦士として若いという事もあって、それぞれのバディは逐一世話を焼く場面が多く見受けられます。

ヒロムの場合は逆にニックの失敗で呆れられ、

ヨーコの場合はウサダが色々口やかましく叱るという違いはありますが…

ちなみにブルーバスターのリュウジの場合、ゴリサキがかなり過保護な性格のため逆にリュウジがフォローに回る事もしばしば。何せおじさんだからね…

 

このようにそれぞれ違った関係性を持っており、ゴーバスターズという作品をよりコミカルかつ「人間と機械の友情」というベタだが熱い王道のスパイスを絡め、良作に仕上げているのです。

 

勿論戦闘面でも重要な役を担っており、ロボの操縦時の自動処理AIや、後に登場するパワードカスタムでデータを共有しパワーアップまで可能になります。

 

ロボに関しても他にはない特徴があるのですが、それは後ほど説明を…

 

ハードな設定とコミカルの合わせ技

ゴーバスターズのメイン脚本は小林靖子さん。特撮界でもかなり有名な脚本家です。

この人の手掛ける作品、大体設定が重いんです。

戦隊だとタイムレンジャーや、シンケンジャー

仮面ライダーだと龍騎や電王、オーズ、アマゾンズ等が挙げられます。

これらの殆どが、「主人公、或いはそれに近しいキャラの境遇や生き方の葛藤」だったり、「主人公とは違う性質を持った、影の主人公とのお互いの確執」等々、これ子供にちゃんと伝わるのか?と言いたくなる程、深く重い設定が組み込まれています。

 

ゴーバスターズも然り…

ヒロム達3人の幼少時、彼等の親達が勤める研究所にバグが発生し、人間を襲い始めます。

研究所に居た人間達は、そのバグを自分達ごと亜空間に転送し、まだ幼かったヒロム達とバディロイドを逃がして、人類の平和を守りました。

この時点で結構ハードな感じですけど付いていけてます?

しかしバグは未だ滅びず、メサイア率いるヴァグラスが再び人類に牙を向きます。

だが人類もただ黙って支配されるわけじゃない!幼少時の悲惨な経験をしたあの日から、ずっとヴァグラスをシャットダウン(排除)する事を目的に戦闘訓練を積み、人類を守る特命を帯びて戦う、ヒロム達特命戦隊ゴーバスターズがいるのだから!

これらの成り行きが序盤で明かされますが、終盤ではその数倍の超シリアス展開が視聴者に重く圧し掛かります。

 

しかしそこは小林靖子クオリティ

どんな重たい設定を抱えた作品でも、表面上ではキャラクター達は非常にポジティブ、コミカルに動き回り、暗い空気を吹き飛ばしてくれます。つまりニック達バディロイドはシリアス展開の中での一種の清涼剤みたいなものです。

 

ですので、子供でも案外楽しみながら見れちゃう作品です。…最後までちゃんと見られるかはちょっと分からないですけど…

 

でもこの記事を読んでる人って恐らく中高生以上の方が多いと思うので、こういったシリアス展開が好きという人がいれば、ゴーバスターズ並びに小林靖子作品を一度視聴してみてはいかがでしょうか?

 

スタイリッシュな戦闘と近未来のロボット工学っぽさ

 ゴーバスターズの特筆すべき点はまだまだあります。

まず従来の戦隊シリーズのお約束展開ですが、基本的には敵の怪人が現れ、それを倒した後なんらかの力で巨大化。ロボ戦が始まり大勝利!が殆どですよね。

しかしゴーバスターズの場合、通常サイズの敵怪人と、巨大サイズの怪人は別々に存在します。

これは歴代から見ても(前例はありますが)殆ど無い要素です。

もう少し細かく言うと、まずメタウィルスというデータを無機物等にインストールし通常サイズの怪人であるメタロイドを創ります。

そのメタロイドのデータを組み込んだメガゾードと呼ばれる巨大サイズの怪人を、これまたメタロイドをマーカーとして、亜空間から現実世界に転送させます。

このメタロイド発生からメガゾード転送までは幾らかタイムラグがあり、長いと10時間近くあったりします…

ちなみにその時間は特命部でも測定可能で、出撃時は画面右下にメガゾード転送までの残り時間が表示されています。

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その間にゴーバスターズ達は現場でメタロイドを倒し、メガゾード転送に備えたり、

或いは転送までに倒しきれず、メタロイドを倒す側、メガゾードを倒す側と、役割を分担させて対処したりと、その回によって様々な戦い方を視聴者に魅せてくれます。

 

しかも敵の幹部ポジのエンターというキャラが本当に狡猾な奴で…

メタロイドやメガゾードを囮に、万能エネルギーと呼ばれるエネトロンを現実世界から大量に強奪したり、敵側のロボの設計図や材料を強奪したり、終いには基地に潜入して格納庫を自爆させたりとやりたい放題です。

しかも後半、ヒロムにとんでもない罠を仕掛け、シリーズ歴代の敵幹部の中でも屈指のえげつないキャラとして伝説に残ります

エンターのように一見飄々として掴みどころの無いキャラが、実はとんでもないゲスな事を考え実行する。私の大好物な設定ですw

 

メガゾードの話が出てきたので、ついでにバスターマシンについても…

バスターマシンはようは味方側ロボの総称です。

面白いのはレッド単体で複数の形態になれる事です。

車の形態からチーターのような形態に変形し、最後は人型ロボのゴーバスターエースに変形します。

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レッド単体のロボ形態で戦う戦隊はそれなりに存在しますが、ここまで自己完結で何でもやっちゃうのは中々無いと思いますw

ヒロムの「自分でやれる事は極力一人でやるプロ意識」の現れかもしれませんね。

 

このゴーバスターエースが残り2体のバスターマシンと合体して完成するのがゴーバスターオー。合体中は無防備になるため、周りのパーツがバリアとなり合体をサポートしたり、非常時はなんと手動で合体させたり、色々魅せてくれます。

 

さらに追加戦士2人のロボとも合体し、グレートゴーバスターに。

この形態は非常に珍しい事に「基地内で合体を完了させる」という、戦隊の今までの様式を覆す合体を披露しました。

なんというか、合体中の無防備対策とか、基地内の合体とか、やたらとその辺がリアリティあるんですよね…

ゴーバスターズの名乗り自体も歴代から見るとかなりコンパクトだし…

俺達は遊びでやってるんじゃないんだ感?それが色濃く出た結果なんでしょうか

 

しかし今までのバスターマシンとは異質な存在であるタテガミライオーが絡んだ合体は、結構様式に乗っ取った戦闘中の合体が多かったと思います。

なんかライオブラスターもcv水木一郎でめっちゃうるさいし…ゴーバスターズのスタイリッシュな印象とは対極なんですよね。テコ入れかな?

 

あとはとにかくCGですね。

ヒロムの高速移動とか、合体中の演出とか、とてもスタイリッシュにかっこいいです!

近年の特撮にはほぼ全て当てはまるのですが、CG技術の進歩は本当に凄いです。

子供向けだからと甘く見てると本当にびっくりしますよ!

 

 まとめ

…自分自身、ゴーバスは大好きな作品なので、ついつい文章量が多くなってしまいました。この先が不安ですなぁ

 

最後になりますが、まだまだ語っていない要素も沢山あります。追加戦士とか、敵の正体とか、研究所に残った親達の行方とかね…

 

この作品はかなり緻密に脚本が構成されているため、一気に観た後の満足度はきっと凄まじいものがあると思われます。

 

戦隊って子供向けに作られてるし、なんか取っ付きにくいなぁ…とか思ってるそこのSAOとかリゼロとかラブライブが大好きなオタク達!是非ともゴーバスターズを視聴し、こちら側のスポンサー様に金を落とすが良いさ!(財団Bからの刺客)